今日は朝、ウェストファリア条約についての講義を二時間受け、その後兵法の講義を受けました。話が時代の枠を超えてぴょんぴょん飛ぶので、高校で世界史取って良かったなぁと思いました。

授業内では、真珠湾攻撃直前のマレー急襲についても話が及び、議論はなかなか白熱したのですが、教授は至って冷静で、常にニュートラルな立場でした。若者が活発に話すのを、だま―って聞いていて、要所要所で修正したり新しい考え方だねと言ったり。伯楽はこんな感じの人だったのかも。

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先週末はちょっと忙しく、外で動き回っていました。本当に、寒かったです。ぼーっとしているときに、寒いなぁと考えるともっと寒くなる(気がする)ので、別のことを考えようと思って、ずっと詰将棋を解いていました。

詰将棋というのは、どうやって最善手で後手を詰ませるかというパズルです。なので、駒の位置を覚えれば、どこでもその問題が解けるという。覚えようとは意識しないけども、解けないのが悔しくて頭に残る…負けず嫌いでね。

私は小学校の時から将棋を指していて、あの時はルールを正しく覚えていたかは定かではないけれども、とっても面白いと思っていました。中学高校の時は、ネットで時々指す程度。戦法や定跡があると知ってからは、難しすぎて盤から遠ざかっていました。

小学生の時はそんなものを知らずに、誰かがやっていた穴熊(香を一つ進め、その場所に王を置き、あとは金銀で守る陣形)を真似していた気がします。あとは、みんな相当手加減して負けてくれてたんだな、というのを今になって実感(笑)今は、とてもじゃないけど本当に強い人とは平手(ハンデなしの対局)で戦えないので、十枚落ちにしてもらってます。十枚落ちの場合、先手は王と歩だけで、後手は全ての駒を持ちます。

かの孟子が、寡は衆に敵せずと言って、少ない兵では多い敵と戦わないと言っていました。が、将棋ではこれは当てはまらないように思います。だって、私十枚落ちでも、玄人には全く勝てないもん(笑)数を上回る戦略もあるのね。

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先月、ある対局がニュースになっていました。それは、凡人には全く悪手とも思えない手が、AIの判定だとややマイナス評価に振れて、その後畳みかけるように押し切られてしまった対局でした。棋士もそれが最善と思って指していたのだけど、対局が終わってから「あ~あの手が分かれ道だったな」と気づく。いや恐ろしい。私にはさっぱり分からない。高度な将棋は、別の競技にさえ思える。

主に、将棋の対局はは順位戦とタイトル戦に分けられます。順位戦は将棋会館で行われるのですが、タイトル戦は日本各地を一局ごとに回ります。世界遺産や有名な旅館が舞台となり、賞金額も大きいので本当に派手。地上波のニュースで報じられるのは、やはりタイトル戦が多いです。

そんなタイトル戦は新聞社が主催していて、7つあります。それらを取ると、名人や叡王などといった冠を得られます。以前は羽生一強時代でしたが、その後、時は戦国へと突入。愛知出身の豊島将之さんが勢いづいたところに現れたのが、若き天才、そう、同じく愛知生まれの藤井聡太さん。ああ、なんという乱世!しかも三英傑を彷彿とさせる愛知人!いやはや、天下争いをするのは尾張の勝負師と相場が決まっているのでしょうか。ぼぉーおぉーーー(法螺貝)

以前、藤井さんがインタビューで、25歳までが学びの伸びしろが大きいというようなことを仰っていました(実際には専門用語だらけだったけど)。ということは、あと六年で天下統一かそれに近い結果を出されるということ?平民Aの考え(笑)

また、豊島さんは、平民の私からすると天賦の才をお持ちの戦国大名棋士なのですが、自分はふつうの棋士だと仰っているのを新聞で読みました。あな恐ろしや。名将のいう、ふつう、って何でしょうね。ふつう、ふつう…。そうか、仮に彼が本当にふつうの棋士だったとすれば、藤井さんと張り合う裏には、想像を絶する量の研究があるのか。アツすぎますね!

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将棋は盤上の静かな戦いなので、難しそうだな~数学をずっとやってるみたいだな~と思われるかもしれません。
英語で、何が何だかさっぱりだ、という時、難解な言語として知られるギリシャ語を用いて「そんなん、ギリシャ語やわ~(all Greek to me)」というのですが、将棋も多くの人にとってはギリシャ語みたいなものかもしれません。
私も大学に入ってから改めて詰将棋や定跡や戦法に少しずつ手を広げてみたのですが、その時は「将棋の棋譜や自戦記はギリシャ語で書かれてるんか」と思うほど全く理解できませんでした。

けれども、少しずつ将棋を学び始めると、大盤解説の棋士の言葉の意味が分かるようになって面白いと感じるようになりました。その際に、藤井さんは正攻法を崩さない戦いが多いと他の棋士が評していました。「一握りのプロ同士で手の内を知り尽くしてるのに、正攻法を貫くの怖くないんかな?」と平民は思ってしまいますが、孫子が授業の中でサクッとその意を示してくれました。

凡戦者、以正合、以奇勝

つまり、凡そ戦いは、正を以て合い、奇を以て勝つ、という。
戦いは定跡どおりの正攻法をもって行い、戦況判断の上で奇をもって制する、と。そうか、序盤は定跡を辿りながら慣れた手を指し、中盤は相手の出方や研究を分析し、終盤は隙のない攻めで強気に落とすというのは藤井さんの戦い方に当てはまります。中盤、奇を練る時間として、二時間近く長考を行うこともあるのですがそれが彼の勝ち方なのか、孫子の通りだと思いました。

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長くなりましたが、つまり将棋はしびれる!

現代戦略の講義では、実際の戦争をケーススタディとして扱うことも多いのですが、盤上のせめぎ合いは戦略にそっくりです。
戦略論を履修しても、私が十枚落ちでガチンコ勝負ができるようになるのはまた別の話の気がします(笑)が、将棋の考え方は孫子を読むときに役に立ちます。

最近、棋譜を並べすぎていて、バイオリンの先生に「もっと楽譜を読んで。全然練習してないね?」と言われて図星すぎてもう何も言えませんでした。なので、これからは棋譜と楽譜のバランスを見つけたいと思います。どっちもまだまだギリシャ語で書かれてるんだけど、面白いし奥深いです。

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昨日は、マレーシアの国民の祝日だったので、学校はお休み。今日はゼミがまだ始まっていないので、一日オフ。週休三日を生きています。ごろごろ過ごすとダレるので、今日は一日教科書を買いにうろうろしたり、提出物のスケジュール管理をしたり、まあいろいろ。

教科書は、公民権運動に関する理論についてのものが欲しかったのですが、いや、あまりそういう特定の分野の本は書店では求められませんね。アマゾンも見たのですが、私が欲しいのは新書ではないしなぁ…と言った感じ。見つからないなぁ。とりあえず、今日のところはアメリカのシンクタンクの用語解説お助けページが頼れそうなのでそれをあたることにしました。お助かりマシタ。

そうそう、今日はお土産物屋さんへも行きました。幼馴染のSが、少し前にオリンピックのグッズやとうもろこし、季節の和菓子を送ってくれたので、私もお返しにと思い。
たぶん私たちが生きている間では、二度と日本で夏季オリンピックは見れそうにないのでね、記念にグッズを。わざわざオフィシャルショップまで足を運んでくれました。うれしい!

とうもろこしというのは、某都大学の博士後期のPパイセンのおすすめの一品。聞けば、中国北部でよく食べられている品種らしく、粒は弾力があり、白玉に近い感じ。主食として食されるとうもろこしなので、甘さは控えめ。腹持ちがいい!!

和菓子は、叶匠寿庵の一栗天。『壺中に宇宙がある』という中国の故事に由来する生菓子らしく、ほっくり炊かれた一粒の栗がつぶ餡に包まれていました。ころんとしたかわいらしい見た目で、さらに哲学的なお菓子だなんておしゃれだなぁ。濃い目の緑茶と和菓子、たまらんね。栗は宇宙に例えると月かな?何だろう。

去年の二月もSから和菓子をもらったのですが、折に触れて季節の和菓子やちょっとした小物を交換するのはとても楽しいです。今回はSが以前から通っているオーガニックのドライフルーツとナッツのお店で、ミックスナッツを買いました。あとは、Pパイセンがお酒を飲まれるとのことだったので、おつまみセットを。甘いお菓子でも呑めるクチかな?と色々考えて、和菓子も追加。私は甘いお菓子をアテに飲めないので、どんなのがお好みだろうか…と悩みました(笑)


そんなかんじで気楽に過ごしています。明日は6時間ほど講義が続きますが、金曜日はお休みなので三連休に向けて頑張ります!!

授業がいよいよ始まりました。私は7月の頭から10月半ばまでが夏休みだったので、もう休みすぎるほど休んだように思います。実家の心地よさとオリンピックの楽しさで、夕方から晩酌を楽しんだり、ハイキングや家族でドライブを楽しんだり、友人たちと再会したりしました。

そう、緊急事態宣言が明けてから、のどぐろのお刺身を食べに行きました。その晩は、レモンサワー三杯と日本酒、あとはバーで重めのカクテルを三杯ほど飲みました。10時ごろに帰宅し寝ていたのですが、深夜三時に頭痛と吐き気で目が覚めました。それ以降、お酒は飲んでいません。トラウマともいうべき経験で、いまでもお酒の種類の文字を見ると頭がギューッと締め付けられます(笑)

ま、そんな濃密な楽しい夏休みを過ごしているときは、勉強から3.5カ月も離れることに不安がありました。夏休み明けのスケジュールに順応できるかな、など思っていましたが、今日4時間ほど講義を受けてみて、『お、いける。大丈夫やん』と思いました。

ある棋士が、最近のインタビュー記事で、『勝負ごとは勝ち負けがつきもの。結果を求めすぎると、結果が出なくなった時にモチベーション維持するのが大変なので、結果ではなく内容を求めていきたい』と言っていました。沁みる。私もGPAに囚われずにのびのび学びたい。

月曜日の最初の講義は、昨年着任された教授が担当。彼は地中海の生まれで、ラテン語訛りの英語を話されます。ディストリビューション(分布)という言葉が一番ラテンのようでした。促音と巻き舌の発音が多く、アルファベット自体はアーベーツェーのように読まれていました。

ノッティングヒルの恋人のヒューグラントが地中海生まれだったら、その教授みたいな感じになるのかな…という感じの先生でした(細かすぎて伝わらないけど、つまりダンディーでとても爽やか)


次の講義は戦略です。戦争、武器、戦略、安全保障を学びます。
ご高齢の教授はあまりパソコン類に明るくないようで、技術的な問題が起きて授業の開始が遅れました。
問題が分かったかなり最初の段階から、私が『今日のところはMicrosoft Teams ではなく、Google Meetにしませんか?』と提案していて、それにクラスメイトも賛同していたのですが、教授は『今設定頑張ってるからちょっと待って~』とのことで、結局40分くらい遅れてのスタート。あはは。

そんな感じで初日の授業はおわり。久しぶりに会う友達も元気そうでよかったです。カメラがオンだと気合も入るしいい。

先の学期を休学していたクラスメイトが復帰していたので、それはとても喜ばしいニュースでした。まだあまり調子が戻っていない、とクラスメイト達に明かしていましたが。大丈夫だといいけれど。

明日はマレーシアが祝日なのでお休み。用事があるので早起きしようと思います~。

最近急に寒くなりましたね。先日、お昼にホテルの中華を食べに行ったのですが、その帰りにホテルの中に入っている洋服店であたたかそうなカーディガンを見つけました。とてもきれいな色だったのと、カシミアにしては安価だったので購入しました。丁寧にお手入れして着ようと思います!わーい!!

そうそう、昨日は用事があったので、少し遠くへ出かけました。到着後すこし時間があったので、スタバで休憩。ドリップコーヒーを頼むと、店員さんがその日のブレンドを教えてくれまして。昨日は東京ローストでした。その日の前日は、別店舗でナントカナントカブレンドを頂いていたのですが、東京の方が酸味が弱くて飲みやすさがありました。これが日本人好みということかな?

そして、コーヒーを飲みながら大学の勉強の予習をすることにしました。スマホからデータベースにアクセスできるので、大変便利。『予習ってことで勉強してきてね~』と配布されていた政治理論のPPTスライドを読みました。例によって、ギチギチに文字を詰めた読み物です。全部で150ページあるので、もはや本(笑)

私は一度読むだけでは理解できないので、三周くらい読んでいます。昨日読んだのはマルキシズムのあたり。その時に、『うわ~~~全部聞いたことあるやん~~知ってる~~~』と既習感に似たものを覚えました。なぜ???

それで、思い出しました。

以前、アメリカで修士を取った中華系の先輩が、在学中あるアイビーリーグの一校で開催されたイマニュエル・ウォーラーステインという米国の学者の指導生徒が登壇する、講座を聞きに行ったか何かで、その思い出話を熱っぽく語ってくれたことがありました。

その時私は高校三年の終わり頃だったので、従属理論や世界システム論などを嚙み砕いて説明されても、分かったような分からないような。彼からすると、自分にとって親和性の高いイデオロギーの話を、理論の提唱者に近い人から聞けた、という興奮があったようでした。

彼は何時間か懇切丁寧にその理論の説明をしてくれたのですが、結局「まぁ、大学入ったら勉強するか。今日はもうその話やめようか~」と彼がさじを投げた、思い出の?苦い?理論です(笑)

今ならそのわくわくがよくわかります。

教科書の中の人じゃん~!!みたいな(笑)そんな軽くないと思うけど。
学問自体の歴史が比較的浅いので、教科書に載っている方たちが現役、ということもあるある。流石に、古典の分野ではなかなか同じ時代に…ということは無いのですが、新興の理論のページではそういうことがままあります。

例えば、生まれた時代が違ったら、卑弥呼ってどんなお姫様だったんだろ~と抽象的な興味が先行しますが、同じ時代の人であれば「あのニュースも知っているはず」とか「あの映画みたかな?」などと、より身近に感じます。

たぶん、彼が共有したかったのは、その講座を受けることができた喜びだけではなく、教科書の中の人が単なる歴史上の人物ではなく、そこにいらっしゃっる、いらっしゃった生身の人間として思えたで!!という嬉しさだった、のかも。分からないけど。

まあ私の反応が思っていた以上に素っ気なくて、暖簾に腕押しって感じだったんだと思います。いやー、理解するのに二年半かかった。

既習感の正体が分かったので満足。おまたせ理解。

履修登録を完了するまで

今日が履修登録最終日だったので、登録を確定させました。全20時間分を3日で取るので、6.7時間/日くらい?

まずは、MAYAにアクセス。(ここでは、学費の支払い、履修登録、試験結果閲覧、入寮申請、奨学金申請などあらゆる登録ができる)

Enrolmentから、登録をします。その前に、右下のタイムテーブルのページであらかたの時間を調べておくことも忘れずに。なお、Resultのページでは学期を終えると成績をダウンロードでき、過去のGPAも確認できる。

Screenshot 2021-10-08 at 13-59-15 e Vision Portal

















次に、授業の教材や提出物を一括管理するサイト、Spectrumへアクセス。

Screenshot 2021-10-08 at 14-06-42 SPeCTRUM V3(ホーム画面から、不正には厳罰を下すというメッセージが伝わりますね)

ログイン後、Fetch from MAYAというボタンが、右下のアナウンスメント欄に出るのでそこをクリック。

登録学期を選択し、履修登録した科目が全て表示されたら確認ボタンを押す。


以上で履修登録は完了。

なお、Spectrumのそれぞれの科目のページで、アナウンスメントがあるのでそれに従う。予習、教科書の購入、事前に読むべき論文のダウンロード、コースガイドを確認、クラスごとの連絡グループチャットに登録…などなど。

たいてい、第一週目からガンガン講義に入るので、試験方法や日時、点数配分や評価方法などは自分で確認するように言われます。

今学期取った科目では、小テスト&提出物で100%成績が決まる科目がありました。コツコツ派には嬉しい!!!

それ以外の6科目は、中間テストの試験が4割、期末6割で成績が決まります。中間でだいたい満点かそれに近い結果が出ると、期末のプレッシャーが減ります。最低でも5割取れば単位は出るのでね、中間でスコア貯金をしておきます。楽しい年末を過ごしたいので(笑)

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